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『皇太子殿下はご機嫌ななめ』への感想

投稿者:tukiyomi
[2013年 10月 13日 00時 52分]

▼一言
更新お疲れ様です。

同盟は相変わらず衆愚政治にひた走っていると。
まあ国是が「反帝国」なので、どうしようもないといえばどうしようもないのですが、フェザーンが明確に帝国側へと移行しているという事実を理解すれば、下手なことすれば経済的に締め上げられることくらいわかるものなのですが。

主人公のトリューニヒトへの警戒感がいまいち理解できない。確かに原作でも化け物呼ばわりされましたが、どちらかというとあれは、トリューニヒトの度を越えた権力欲と羞恥心のなさを、ヤンファミリーが到底理解できなかった故の感情であって、門閥貴族見慣れている主人公にしてみれば「同盟にもあいつらレベルの馬鹿がいるな」位で終わるかと。

そもそも「生き残りの達人」と言われても、ラインハルトの気まぐれがなければ確実に政治的失脚したまま(旧同盟領でトリューニヒト復権の動きが全く出なかったことからみても)でしょうし、「無責任な同盟市民が選んだらああいう無責任な政治家が出るわな」程度かと。
むしろ生き残りの達人はホアン・ルイのような気がしますが。



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