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『魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―』への感想

投稿者:椎名あやめ
[2013年 09月 11日 12時 36分]

▼良い点
恩讐という難しいテーマに挑み、上手く書けている所。
安易に復讐や仲直りに走るのでもなく、距離感をじっくり詰めていく描写が好みです。

▼一言
このまま安易なアンチなどに走らずに、じっくりと丁寧に距離を詰めていくなり、他の道を選んだりして欲しい所です。

ちなみに下であげられていた局の司法制度ですが、過去のヴォルケン達やナンバーズ達やフェイトの場合、なんだかんだで親や製作主等という逆らい辛い存在からの命令という事情があったりしますし、
現ヴォルケンも主の命を救うためといった事情があります。
(現実でも、そういった事情の有無が裁判で考慮されるのはままある事)
あと、アメリカ等には「労働奉仕刑」という物があったりしますし
ハッカーなどの類の場合「司法取引で刑を減ずる代わりに政府機関への協力を行わせる」なんて事があったりしますので、そこまで異常とは思っていなかったりします。

ぶっちゃけ、無罪というよりも「ム所でタダ飯食うぐらいならば働いて償え」という物と考えてましたw

追記
なんだかんだで立法や行政等も局内でそれぞれ別の部署が担当している気はします。
執務官とか一部の方々は兼任してたと思いますが、書類を通して云々をするの時間の余裕がない上に非常に重要な案件等に関わる時のための特権ではないかと愚考する次第
(ぶっちゃけ原作者の方そこまで考えてないんじゃね?と言われたら否定はできませんがw)
とはいえなんだかんだで無茶な部分はある組織ではあると思います。




▼返信
投稿者: 鳩麦
[2013年 10月 07日 (日) 20時 37分 34秒]

感想ありがとうございます!鳩麦です!

おぉ、この作品の作風を真っ向から褒めていただけるとは……光栄の至りです。
あはは……本当はアンチやすぐ仲直りと言うのも作品のテーマが一貫していて良いかな、と思ったんですが、面倒くさい主義なものでこんな作風にw回りくどく、じれったいので多くの人に受け入れてもらう事は難しいかな、と思っていたんですが、こうしてしっかり肯定して頂けるととても励みになります。

ふむ、局の法制度……と言うかそもそもあの組織そのものに最早無理のあるシステムを感じるっちゃ感じるんですがねw警察+立法+裁判所てw
まぁこれは僕が三権分立の世の中に慣れ切ってしまっているせいかもしれませんがw

うーん、事情が有ってどこまで減刑されるか、と言うのは、正直なところその組織の形態やあるいは余り良くないんですが個人の感情も少々絡む所かと思います。
逆らえようが逆らえなかろうが、人を殺したら死刑になる国も存在するわけですしね。

その点で言うと、はたしてヴォルケンの減刑も一概に正しかったと言えるのかは微妙なところです。今の世の中で、病気の子供の為に金が必要だったから強盗をしても、刑務所には入りますし、そのために人を殺したり何人も傷つければ死刑だってあり得なくはありませんから。

ただ……最後の一文「ム所でただ飯食うくらいなら働いて償え」には、納得してしまいましたww
成程確かにそう考えるととても筋が通っているように聞こえますw何より僕は結構そう言うの好きだったりw

今後とも、続きを読み進めていただければ幸いです。
ご意見等ありましたら、遠慮なく仰っていただきたく思います。

ではっ!

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