「冥王来訪」の感想


 
コメント
>水戸黄門などは支那の監察官や朝鮮にあった暗行御史ですよね

雄渾さんは《大岡越前シリーズ》と《遠山の金さん》との裁くシーンは《水戸黄門》と《暴れん将軍》よりも合理的と思いますが 
作者からの返信
作者からの返信
 
 大岡越前の時代劇も明治時代の講談が元ですね。
しかもその講談は調べていくと明代や清代の支那の講談本が元のネタの場合があります。
有名な「三方一両損」とかは、江戸初期の人物が元ですし、「子争い」の元ネタは北宋時代の講談本で、研究者によれば、旧約聖書の話が影響しているそうです。
 
 遠山の金さんは全くのフィクションとして楽しむにはいいでしょう。
そもそも入れ墨が違うという説がありますし、江戸の半分を支配する行政官と裁判所長官と警察庁長官の仕事を一気に引き受けた立場ですから、頻繁に裁判だけをするというのはあり得ないんですよね。
(大岡越前もそうです。南北の奉行所はいつも人手不足で、実際の管理は町人の自治に任せていた面があります)