「冥王来訪」の感想


 
コメント
>一言で言えば、女神か、観音様ですよ。

雄渾さんはシュタージファイルについてはアメリカのエージェントとハインツ・アクスマンの取り引きことをどう思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
アクスマンの亡命計画は、史実でも似たようなことが良くありましたし、不自然ではないと考えています。
事実、「東ドイツはソ連と協力する以外何もできなかった」という理由で亡命事件が発生したほどです。
 1978年にルーマニアの情報長官、イオン・ミハイ・パチェパが米国に亡命し、KGBのテロ工作の実態を暴露しました。
 
KGB第一総局に勤めていたオレク・ゴルジエフスキーなどは、海外との接触が多くなって、ソ連に幻滅し、亡命しました。

 アクスマンは経歴として、西ドイツへの対外工作を行った中央偵察総局にいた人物です。
西ドイツの情報は一般の東独国民より知る立場にあった彼が、CIAに接触して亡命を図るのは無理からぬことと思います。