「STARDUST∮FLAMEHAZE」の感想

(非会員)
 
良い点
ジョジョキャラの性質?人間性?の描き方がうまく、元のキャラ(主にシャナ)にはない魅力を大きくさせている。姐さんが原作より格好いいとか、ヴィルさんが一層可愛く見えたなど
 
悪い点
一つの場所というか1話が長い。ジョジョ3部も長かったが、一つの場所に留まらず1話毎のキャラも多くないので長く感じなかったが、最終決戦でも始まったのかと思う中盤戦に(主に作者が)大丈夫か?と心配になりました。
 
コメント
先生 続きが読みたいです 
作者からの返信
作者からの返信
 
はい、どうもこんにちは。
真摯な感想をありがとう御座います。
確かに、「原作の」シャナのキャラは人間味が無いというか、
非常に冷酷な印象を受けるので、ソコはジョジョのキャラと絡めて
かなり意識して改善を行っています。
「後書き」でも何度か書きましたが、
紅世の徒に人が喰われても怒りも悲しみもしないのに、
「世界のバランス」とやらを保つのには必死になる、
この「設定」自体が非常にアンバランスで「カルト宗教」染みているというのは
既に指摘した通りですが、何より問題なのがそのワケの解らない「使命感」には
読者の「共感」が生まれようがないので(原作者が勝手に考えた「教義」ですから)
結果としてストーリーがトコトンつまらなくなっていくという
危険を孕みますのでソコは徹底的に除外しました。
例をあげて説明しますと、「原作の」ヴィルヘルミナは
「零時迷子」が搭載されているなら、早人やルーシー、康一君のような人間も
平然と殺してしまいます。
シャナも喰われた人をモノ扱いし、他の人間を見下しているなら
承太郎は決して彼女と行動を共にしないでしょう。
マージョリーに至っても同じコトで、他の人間を蔑ろにしただ暴れるだけなら、
花京院は親身になるどころか「敵対」するかもしれません。
まぁこのようにあくまで「基本」は『ジョジョ』
その『黄金の精神』に於ける「優しさ」や「温かさ」みたいなモノを
取り込んでいるからシャナのキャラは「原作」と違って見えるのだと想います。
(自分の「身内にだけ」優しいのは、「本当の優しさ」ではありません)
だから彼女達が「原作」より魅力的に見えるのなら、
ソレはワタシではなく『ジョジョが』凄いのでしょう。
(正確には荒木先生という偉大な『天才』が)
ワタシ(作者)の「役目」はジョジョの「良い点」を引き出し、
ソレを使ってシャナの「悪い点」を補強してるだけなので
(だから一番の“ガン”であるアレが出てこない)
元の素材が良ければこんなボ○ク○でも→('A`)
そこそこのモノが描けるというコトです。

「悪い点」に関しましては仰る通り()
「ジョジョ第3部」の魅力はスタンド戦も然る事ながら
舞台(国)が次々と変わってストーリーを壮大にしている部分なので
一カ所に留まる時間が長いというのは正に御指摘の通りだと想います。
でもまぁ、敢えて「言い訳」をさせて貰えるなら
ジョジョと同時にシャナのストーリーも消化しなければならないので、
必然、一所に留まる時間が多くなり「旅」も停止してしまいがちなのです^^;
コレでも結構搾ったンですケドね。
「原作」はコレに加えて〇タレの学園ラ○コ○が入って来るので。
(コレがまた無駄に長くてツマラナイ+○したくなる。
メインバトルより尺割く意味あるか・・・・?('A`))
香港編、シンガポール編が長いのはその為です。
(紅世の徒が襲って来なければもっとサクサク進むんですがw)
あとやっぱりきました「ファフニーちゃん問題」では、
コレもジョジョを使って「言い訳」させてもらうと、
実はよくあるパターンで、2部でも中盤でエシディシと戦ってますし
5部でもプロシュートの兄貴や「ノトーリアスB・I・G」など
「こんなヤベェヤツどーすんだ?」というような敵は結構出てくるのですよ。
7部でもリンゴォやサ(ウ)ンドマンは
大統領に匹敵するくらいの強敵でしたからね。
なのでインパクト重視で無理苦理出しているのではなく、
あくまでジョジョのストーリーラインに沿った構成となっております。
なので荒木先生の才能の1ミクロンも無いヤツが描いてますと
筆が滞りがちになりますがなんとか少しずつでも描き進めていますので
引き続き気長にお待ちください。
要点を絞った感想に長々書き綴ってしまいましたが、
言いたいことは全部言っちゃうヤツなのでそーゆーヤツだと御判断ください。
ウザイと想ったら読み飛ばして結構ですのでw
ソレでは。ノシ