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転生旅行 設定の感想一覧
「転生旅行 設定」の感想
(非会員)
2017年 11月 29日 20時 14分
コメント
まずネギについて。
両親、特に母親が原作と同じなら、ネギ本人が魔法世界側というのはおかしいと思います。特にMM側というのが。村の悪魔襲撃がなかったとしてもメルディアナの校長をしている祖父が魔法世界への渡航を許すはずがない
災厄女王の息子というだけでMM元老院からすれば排除する筆頭でしょう、原作通りなら件の女王は処刑したと発表しているでしょうし
そもそもネギがそれなりに強くなったのは闇の福音と恐れられるエヴァを師匠にできたことと、闇の魔法を修得したことが重要でした。それが無いということは戦闘能力は「中級魔法が使える見習い」程度でしかない
なのでオリ主とMMによる戦争にネギの参加は原作設定的に無理があります。独自設定で卒業試験が魔法世界側で行われたとしても校長の祖父が認めるとしたらアリアドネーが妥当、地球との戦争でMMがネギの参加を要請したとしてもアリアドネーのヘラス学長がネギに正しい情報(MMが一方的に仕掛けた)のことを教えるはずだから、やや潔癖なところがあって頭がいいネギなら要請を断るのが普通。父親をダシにされたとしても侵略戦争の片棒を担ぐことにネギなら嫌悪感を抱くだろうし、戦争を終結させた英雄ナギの背を追っているなら尚更断ると思う
もしMM元老院に囲われて洗脳教育されている、なんて設定したとしても高畑やクルトの2人によって早々に連れ出されているはず、この2人はアリカ女王に罪を押し付けて謀殺しようとしたMM元老院に悪感情を抱いてるし。アリカ女王に恋慕っていたクルトは特に。
作者がネギ嫌いだから、ゴミのように殺すために無理矢理に戦争へ参加させたんじゃないかと邪推するレベル。あと前に作者がネギに対して書いていた「制御できていない」について私見だけど、魔法学校時代はくしゃみによる暴発はなく、日本の環境がネギにとって合わず暴発しやすい状態になってたんじゃないかな?
いくら英雄の息子でも制御に難があれば一般人の目がある場所に送り出さないのが普通。ラブコメだから、を抜きにすれば日本という土地がネギと相性最悪だったと考えた方が「制御が下手な見習いを飛び級させてまで卒業させた」より暴発させる理由として無理がないと思う
次に自分が「ナギ」がいると勘違いした理由について、以下2つ。
・本文中に「紅き翼を名乗る集団」と書かれていたから
ナギが封印されているなら魔法世界側に残留している紅き翼のメンバーは「ジャック・ラカン」のみ。アルビレオ(本体:本)は封印の守役をしているだろうから集団というのはおかしい。あとラカンは魔法世界人だから殺すんじゃなくてマスターキーで送ったとした方がいい……というか直前に造った能力のせいで接敵した段階で完全なる世界送りになると思われ>>ラカン
・ナギに封印されているはずの創造主とオリ主が普通に会話しているから。
これは文字通り。ナギが封印されている場合、組織を率いているのは露出癖のある幹部とフェイト(アーウェルンクスシリーズ:テルティウム)の2名。原作で明日菜を救出するときに出た白ローブの人物は墓守りであって創造主とは別人です。
なので「紅き翼を名乗る集団」ではなく「紅き翼のジャック・ラカンと名乗る褐色の大男」にした方が無難。というかアルビレオいる?
次はマスターキーと神楽坂明日菜について。
マスターキーを使うには神楽坂明日菜を手中に治めておく必要があり、明日菜がいなければマスターキーは使用不可能なマジックアイテムです。なんらかの仕掛けを施した場所に明日菜を捕らえておくことで触媒にしているんじゃないかと思われる。ちなみにマスターキーは魔法世界(ネギま!)でしか効果を発揮しない代物です、なので余所の世界だと「鍵型の大きい置物」でしかありません。別作品みたいに魔法発動帯としては使えそうですが
明日菜に関しては高畑と2人きりのときに連れ拐われたとすれば矛盾は少ないかと。ただ問題がひとつ。明日菜は創造主直系の子孫です
魔法世界誕生時から存在する実体を持つ人間です。しかも、完全なる世界へ魔法世界にいる幻想人間を送り込むために必要な存在であるために唯一取り残される存在となります
これに関してはカトレア視点を書く際にでも保護されて地球世界で幸せを掴んだとか補足すればよろしいかと。効率を考えると触媒として使うなら老化を停滞させる効果のある封印を施しているだろうから、小学一年程度の幼い姿で保護してもおかしくないので
ネギ周りの設定は今さら変えられないと思うので小説形式にリメイクされる場合に適用すればいいかと。創造主の部分はフェイトまたは露出癖幹部に、紅き翼を名乗る集団はラカン単独へ変更した方がいいですよ
それか紅き翼の襲撃自体を無くすのも手。ラカンの性格的に侵略戦争への荷担は違和感がある……ヘラス帝国の防衛なら違和感ないけど
ネギま編を小説形式でリメイクされるなら大昔から、ではなくネカネ・スプリングフィールドの実弟とかおすすめ。ネギにとって頼れるお兄ちゃんポジに立てるから、魔法制御力を暴発なんてさせないレベルでオリ主が仕込めばいいんじゃないかと思う。ネギならスポンジが水を吸うかのごとくオリ主の教えを吸収するだろうし
エヴァも闇の福音としてスレちゃっていても呪い解除に尽力したり交流を重ねればヒロインになってもおかしくない性格だと思う
あとネギが石化した村人を治す方向に行かなかったのは、襲撃時の恐怖も理由としてあっただろうけど一番はネギ自身に治癒系統の才能無しだったんじゃないかと思うよ
最後に小説形式としてリメイクするなら「キング・オブ・モブ」の効果を見直して効力を限定的にした方がいいと思う。念を極めた能力者による「凝」でしか見破れない偽装能力とか、日記形式ならまだしも小説形式だと執筆するときの重しになる可能性が高い。オーラの流れや質が未修得者のものだと誤認させる、とか
あと偽装を解いたらトグロ弟みたくなるってソレ、制御力に関して原作ネギを笑えないと思います
作者からの返信
2017年 11月 30日 10時 19分
感想ありがとうございます。
長文でのご指摘とアドバイスありがとうございます
次回作を作る機会が有ったら参考にさせていただきますね。
戸愚呂弟みたいになるのは、
制御ができていないからではなく、
全力の全力を出すときに周りの被害を気にする余裕が無い場合はそうなるというだけの話です。
HUNTER×HUNTERでも、
キメラアント編で念能力者が急遽老け込んで髪の毛が抜けたりしていたのも制御ができていないからではなく、
オーラ量を感じてしまったからですし・・・
外に全くオーラを漏らさない絶レベルの隠形をしながら全力戦闘なんて、
多分原作キャラもできないと思いますよ。
2017年 11月 29日 20時 14分