「ドラクエⅤ主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人？女ですが、なにか？」の感想

春野ツバサ
春野ツバサ
2013年 12月 17日　20時 44分 
コメント
教訓

人の話はちゃんと聞きましょう


しかし、やはりこの反応は堪えますね。
村へ戻ればどうなるのかは最初からわかってたとはいえ、実際にこうも冷たい扱いを受けるとやっぱりヘコみます。
村の人達からしてみればドーラちゃん達は危うく村を滅ぼしかねなかった大罪人なわけで、ああなるのは仕方ないといえば仕方ないですよね。ましてや、ドーラちゃんは女の子。ああいう見方に変わるのは無理もないです。
ただ、ドーラちゃんを大切に思う人達が聞けばやはり怒るのは当然なわけで、口の悪いお兄さんとカールさんがボコられたのは……うん、不可抗力、だと思う。


唯、最後に少しだけ救われたのは良かったです。
ゲームでも主人公にお礼を言ってくれるおば様がどこかにいらっしゃったのは覚えてますが。だがしかし、これは現実の世界。閉鎖的な環境の中で人と違う行動を取ったら村八分確定ななかで感謝を述べてくれる人はいないだろうなぁ、と半ば諦めていたのですが、ちゃんとわかってくれる人がいて良かったです。
最後のプロポーズは完全予想外でしたがね(苦笑)
ヘンリー君、子ども相手でも容赦ないですねぇ。男の人というのは年齢関係なく好きな人に対して近づいてくる同性には妬いてしまうものなのでしょうか。よくわかりませんが。


ドーラちゃんの精神状態がちょっと心配だったのですが、ちゃんとヘンリー君も気付いてらしたみたいで、良かった良かった。
しかし、さすが宿敵（ラスボス）。攻めどころをわかっていらっしゃる(苦笑)
なんかもう、ヘンリー君のドーラちゃん攻略がラストスパートがかかったかの如く怒涛の攻撃でしたね。ドーラちゃんよく耐えた(苦笑)


無事添い寝できる相手をゲットして、ようやく戻ってきたポートセルミ。モモちゃんが宿入店、入浴オーケーなのかを気にしつつ次回を待ちたいと思います。 
作者からの返信
2013年 12月 17日　23時 15分 
カボチ村については、二次小説では改変して気持ちの良い展開にしてあるものもありますし、原作の気分の悪い展開をそうやって昇華させるやり方も、アリだとは思うのですが。
ムラ社会の理不尽さをよく表してるイベントだと思いますし、この作品は基本はコメディだとは言え、話せばわかってもらえることばかりでは無い、頑張ればどうにかなることばかりでは無い、という立場でずっと書いてますので。パパスさんが死んでしまったこともそうですが。
そういう理不尽さをきちんと書いた上で、納得の行く結末にしようと思っていました。

当初の予定ではボコらずに済ませようと思ってたのですが（実際に書くと変わる場合があるので、その時点でも確定では無かったですが）、他の方に頂いた感想も含めて、それではあまりにもモヤモヤしたままになってしまうかな、と思い直してあのような形になりました。
春野さんも、ご意見ありがとうございました。

あと村の社会って、コミュニティが男女ではっきり分かれてる部分があるんですよね。
作業用の機械も無いこういう農村だと、力仕事をこなす男性の発言力が、どうしても強くなると思うんですが。
ゲームでも、寄合には男性しか出てなかったように。
表立って異を唱えるようなことは出来なくても、女性たちは女性たちで意見を持ってるというのはよくあることだし、ゲームの女性たちがそういう感じだったのも、そういうことだと思ってます。
だから後でひっそり言いに来てくれるというのも、自然なことではないかと。

プロポーズはですねえ。
当初の予定では、カールさんがもっと食い込んでくるはずだったんですけどねえ。
揉んでしまったのでドーラちゃんの好感度がマイナスを振り切ってしまって、どうやっても無理でしたね！
その分を、彼に担ってもらった感じですね！
あると思うんですよ、少年時代の、年上の綺麗なお姉さんへの憧れ！

嫉妬というものは、時に自分の子供に対してすら発生するものですからね。
まして赤の他人で、完全に異性と認識してアプローチしているにも関わらず、自分がしたくても出来ない類いの接触を子供だからと簡単にやってしまっているともなれば、嫉妬してしまうのも致し方ないでしょう！
むしろしないわけが無いですね、このヘンリーくんならば！

ヘンリーくんの攻め方も、かなり予定と違う感じになりましたね……。
当初の予定より、かなりアグレッシブな感じに。
事前に新たなキャラを開拓してしまっていたのが、大きかったようです。

宿の宿泊、入浴に関しては、存在が確認されているモンスターについては可否が全てリストアップされているという設定です。
未確認のものについては、種族とサイズで規定する感じで。
その辺は適当なので、作中で説明する機会があれば、微妙に変わってるかもしれませんが。